セッション105%改善!コンテンツ最適化とユーザー分析がもらたした支援事例
外資系医薬品メーカー
世界的規模の外資系トータルヘルスケアメーカーの医薬品部門を担う会社。
皮膚疾患、癌領域、鎮痛・麻酔など多岐にわたる領域での高い開発力と世界170カ国以上にのぼる販売網に強みを持っております。
クリエイティブホープでは、医療関係者や患者様向けサイトの認知獲得やエンゲージメント形成に向け、SEOやコンテンツマーケティングなどの戦略立案から実行まで幅広く支援しております。
課題
初回離脱・訪問頻度の低さがエンゲージメントを阻害
同社は、患者様向けのサポートサイトや医療関係者向けサイトの認知獲得やアクティブユーザーの増加を目的としていました。しかし、初回訪問後にサイトを離れる「初期離脱」が顕著でした。
必要な情報に迅速にアクセスできない構造が原因で、訪問者の満足度が低下し、主要コンテンツの閲覧やリンクへのクリックといったアクションにつながらないケースが多く見られました。
また、オーガニック検索で流入しても初回訪問者の8割以上が再訪せず、訪問頻度が低いまま休眠状態になる傾向も改善すべき課題です。
これらの問題は、情報提供やコンテンツの最適化が不十分であったことに起因しています。
新規顧客の獲得や既存顧客とのエンゲージメント形成に悪影響を及ぼしていた現状に対して、包括的な改善が急務となっていました。
解決策
コンテンツの見直し&SEO強化!ユーザー行動を徹底分析し、より再訪したくなるサイトに
クリエイティブホープは、同社が抱える「初期離脱」や「訪問頻度の低下」といった課題に対し、ユーザーの行動データを詳細に分析し、その結果に基づいた施策を提案しました。
このアプローチでは、ユーザーの行動パターンを可視化し、各段階での適切な改善を行うことを重視しています。以下の3つの取り組みにより、課題解決を目指しました。
1. 情報設計の改善
サイト内情報を整理・再構築し、ユーザーが求める情報に迅速にアクセスできる仕組みを導入。特に、FAQや主要コンテンツを最適化することで、初回訪問時の満足度向上を図り、サイト離脱率の低減を目指しました。また、情報が見つけやすい構造にすることで、訪問者のサイト回遊を促進しました。
2. SEO強化でターゲットユーザーへのリーチを拡大
ワークショップ形式で「コンセプトダイアグラム」を作成し、ユーザーが検索で使用する適切なSEOキーワードを選定。これに基づき、新規コンテンツの企画・制作と、既存コンテンツの改善を実施。オーガニック検索からの流入数を増やし、初回訪問者が再訪したくなるような新規の情報や検索クエリから注目度の高そうなコンテンツを作成するなど価値ある情報を提供しました。
3. データ可視化と効果測定の徹底
SEOダッシュボードを構築し、サイトの改善状況を定期的にモニタリング。訪問頻度や回遊率、主要コンテンツの閲覧状況を可視化することで、データに基づいた迅速な改善を実現しました。このプロセスにより、施策の効果を測定し、次の改善につなげました。
〈レポート資料抜粋〉
結果
SEO施策とユーザー視点の改善で新規流入増加に貢献
クリエイティブホープの支援により、同社のWebサイトの成果は向上しております。
ユーザー視点やビジネス視点も考慮した情報設計の見直しにより、訪問者が求める情報に迅速にアクセスできる仕組みを構築し、初回訪問者の満足度を向上。これに伴い、サイト離脱率が低下し、訪問者のサイト回遊性も改善しました。
SEO施策では、ターゲットに最適化されたキーワード戦略を実行し、オーガニック検索からの流入を向上。具体的には、月間PV数が30,000を突破し、検索結果の表示回数が111%、セッション数が105%向上しました。
さらに、SEOダッシュボードを活用したモニタリングにより主要コンテンツへのアクセスが増加。これらの成果は、新規流入の増加だけでなく、既存顧客とのエンゲージメント強化にも大きく貢献しました。