セッション数25%向上!HubSpot活用によるリード育成とサイト改善が奏功
老舗大手通信メーカー
連結売上1000億円を超え、創業100年以上の歴史をもつ老舗の大手通信メーカーです。
高詳細な映像伝送や遠隔操作、保守など様々な分野で高い技術を駆使した製品群で国内高シェアを誇ります。
クリエイティブホープでは、2023年からサイト改善やMA/CRMを活用した戦略の策定から施策実行まで継続的に支援しています。
課題
HubSpot活用に向けた社内推進基盤の構築
同社はHubSpot導入後、その豊富な機能を活用しきれず、社内全体への浸透が進まない状況に直面していました。
ペルソナ設計やカスタマージャーニーのマッピングといった個別の施策は実施されていたものの、それらが戦略的に連動せず、KPI設定や結果分析が欠如していた点が大きな課題でした。
その結果、マーケティング活動の方向性が不明瞭になり、全体的な効果が十分に得られない問題が発生。また、Webサイトについても事業や製品情報が多くユーザー視点の設計が不十分なことで回遊率も低い状況に陥っておりました。
営業機会の創出に向けて、ユーザー視点や購買プロセスを意識したWebサイト改善やアクセスデータを分析し見込み顧客のリードナーチャリングが適切に行える社内体制を確立することが急務でした。
解決策
HubSpot活用を加速させる基盤構築とWebサイト改善の実行
クリエイティブホープでは、HubSpotを中心にマーケティングと営業の連携を強化し、リード育成基盤の構築とWebサイトの全面的な改善を実施しました。
ペルソナ設計やカスタマージャーニーのマッピングを基に、施策が戦略的に連携する仕組みを整備し、KPI設定や結果分析を可能にしました。これにより、マーケティング活動の方向性が明確化されました
また、Webサイトを「営業活動に直接貢献するプラットフォーム」と位置付け、訪問者が必要な情報に短いクリック数で到達できるよう、ユーザー視点を重視した再設計を実施。必要な情報に素早くアクセスできる導線を構築することで、回遊率向上を目指しました。さらに、アクセス解析を活用したデータ分析体制を整備し、訪問者エンゲージメントを改善。
加えて、購買意欲の高いリードを特定するスコアリングやメールシナリオ設計を導入し、リードナーチャリングも強化。この取り組みにより、HubSpot活用が社内に浸透し、Webサイトから商談創出に貢献するプラットフォームとして機能する基盤が確立されました。
結果
訪問者エンゲージメントの向上と営業機会の創出最大化を実現
HubSpot活用の基盤の構築とWebサイトの再設計により、訪問者エンゲージメントが大幅に向上しました。
具体的にはセッション数が25%以上改善しております。情報の階層構造を見直したことで製品詳細ページの訪問数が増え、意図したページでのセッション時間も増加。ユーザーが必要な情報に迅速にアクセスできる環境が整い、「サイト内で迷う」という課題が解消されました。
さらに、アクセスデータを活用した分析基盤の確立により、見込み顧客の行動履歴を的確に捉えた運用体制が実現。スコアリングやメールシナリオ設計によるリードナーチャリングが強化され、商談機会の創出が加速しました。
この一連の成果により、マーケティング活動が営業成果に直結するHubSpot運用体制が確立され、企業全体の成果向上に貢献しました。