クリエイティブホープに入社を決めた理由は、就業スタイルや通勤などの自由度が高かったからです。社会人としてのキャリアは制作会社を起業してデザイナーをするところから始まりました。数年のデザイナー活動の後、縁あって広告代理店に入社することになり、Webプロデュースチームの立ち上げや、ディレクション業務を行っていました。かねてよりサービス系に興味があったため、外資系ゲームプラットフォーマーに転職し、そちらでもディレクションチームの整備からプロデュースチームへの改編、ゲームプラットフォームの制作指揮を執るなど、デジタルでのUI/UXの分野で経験を積んできました。
現在はディレクターチームのリーダーをしていますが、プレイングマネージャーとしてクライアント業務も行っています。クライアントと二人三脚でプロジェクトを進めていく際に、大きな裁量をもって業務を進められるのがとても効率的だと感じています。
実は病気をきっかけに、仕事を休養した時期がありました。その時期に、仕事の進め方、自分の人生での優先順位などを見直しました。その後、クリエイティブホープからスカウトを受け入社しました。病気のリハビリも兼ねて、当初はフリーランスのような契約で、必要なときのみ出社していました。それを認めてもらえたのはありがたかったです。
仕事のスタイルは、ポイントを押さえつつも力の入れるところと抜くところを意識したものにしています。病気の再発は避けたいので、なるべくストレスが掛からないよう、仕事の進め方については工夫しつつ、自分に求められる役割をしっかりこなしていきたいと思っています。
クリエイティブホープのメンバーは、それぞれにバックグラウンドを持っており、仕事観も多様です。僕自身、結婚をきっかけに人生の優先順位が子どもを含めた家族に変化しました。子どもを保育園に送ってから出社し、妻の残業がある場合には自分が保育園のお迎えに行く、子どもが発熱したりした場合には自宅で仕事をしたりすることもあります。共働きの家庭は、父親と同じく母親も働いています。だから父親も業務の調整をして育児をする。それが当たり前の文化が、クリエイティブホープにはあります。
結婚、出産、病気など、働いているうちにライフステージは変わっていきます。仕事は人生の一部です。長く働いていくために、折れないために、求められる役割を抑えつつ、リズムを大切にしていきたいですね。
どんな組織にも完璧な正解はありません。組織は時代と共に、常に改善・改良していく必要があると思っています。社内では声を上げると興味をもって耳を傾けてくれる人も多いので、時代に即した変化を促していきたいですね。正解はないので、メンバーとともに模索していく形です。
リーダーシップのスタイルとしては、ずっと「サーバント・リーダーシップ」を重んじています。上司と部下といった支配型の命令系統ではなく、対話からはじめて、協力して目的を達成できるような組織を作っていきたいです。それぞれ個人の働き方や生き方、価値観を尊重する雰囲気は本当に大事にしていきたいと思っています。今よりもさらに、ボトムアップしやすい組織を作っていきたいですね。